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2011年フライフィッシング釣行記
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釣りに行こうよ。   2011年 10月 フライフィッシング釣行記  です。
 
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  2011年 10月 2日(日)    河内川 釣行記
   河内川水系 河内川(こうちがわ)  静岡県沼津市(ぬまづし)
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、まさにそのとおり。
ちょっと前まで酷暑の毎日だったかと思ったら、次第に秋の足音が聞こえてくる季節になってきました。

10月の第一日曜日、芝川水系に行ってみました。
大倉川の現地付近に到着したのは8時半前、先行者らしきクルマが先に1台見えます、そしてまた1台。

クルマから降りることもなくUターンして来た道を戻ります。
稲子川へと思いましたが、新聞によると先日の台風により橋は流されてしまい、上流への移動は無理のようです。
仕方なく伊豆方面に向かってみることにしました。
途中、「そうだ河内川に行ってみよう」
移動しながら考えは変わって、河内川へ向かってみることにしました。

現地付近に到着したころはすでに10時半をまわっていました。
河内川上流地点にクルマを停め早速準備。
釣行を開始したのは10時45分をまわったころでした。
今シーズンの河内川は初釣行となります。

釣行を開始して10分、あまごくんが歓迎してくれました。
拡大写真
河内川の1尾目はこんな流れからでした。 拡大写真
早々の1尾目で幸先ヨシ、と思いましたが自然はそう簡単には期待に応えてくれません。

先日の台風の影響でしょうか、豪雨で大岩が流されたのでしょう。
あったハズの期待のポイントはもう見当たりません。

1尾から1時間以上も経ち、時刻は12時をまわろうとしています。
拡大写真
そしてようやく2尾目、1時になろうとした頃でした。 拡大写真
釣行開始2時間が経過した頃の河内川の流れ。 拡大写真
そしてすぐ3尾目。 拡大写真

気を取り戻してさらにと思いましたが、そろそろ退渓地点が近づいてきました。
3尾目は白泡の右下、なんと小さな水溜りみたいなところからでした。 拡大写真

これより1時間ほど釣り上がり2時をまわって退渓としました。
急坂な農道を下る途中、彼岸花が道脇のいたるところに咲いていました。 拡大写真
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  2011年 10月 7日(金)    大倉川 釣行記
   富士川水系 芝川支流 大倉川(おおくらがわ)  静岡県富士宮市(ふじのみやし)
休暇をとって芝川支流に出かけてみました。
本来ならば伊豆方面としたいところですが、今夜は飲み会が予定されていることから近場としました。

9時頃現地付近に到着、先行者は居ないようです。
それよりも9月21日に上陸した台風15号の影響が気になっていました。

準備のまえに一旦クルマを降り、気になる渓を見に行ってみます。
未舗装の林道は大きくえぐられており、クルマでは通行不能な状態です。
渓を覗いてみると、上流・下流とも大きく様変わりしています。

どこか違う渓に来たような錯覚をおこすくらいの渓相です。
いたるところに倒木はあるわ、両岸はえぐられ川幅も広くなっており、苔のついた大きな岩も全て流されてしまったようです。
釣行開始10分、時刻は9時半をまわって渓の第1コーナー方面。

この先には絶好のポイントがありましたが、もう無くなっていました。
拡大写真
第1コーナーを曲がったところ。 拡大写真

ここにも期待できるポイントがありましたが、変化の無いフラットな流れになってしまっています。
第2コーナーを曲がったところ。 拡大写真
左岸(右)にはアシが多く茂っていましたが、今はまったく無くなっています。

魚影は確認できますが、フライにあまり興味はないようです。
フライを追ってきますが、咥えずUターンしてしまいます。
水も澄んでおり、このように期待できそうなポイントもあるのですが・・・。 拡大写真

時刻は11時になろうとしたころですが、まだ釣果はありません。
そして12時、もうすぐ先で退渓場所付近となります。
いつも退渓するところにある堰堤。 拡大写真

小さな低い堰堤でしたが、いまは土砂に埋もれてほとんど落差が無くなっています。
平坦になった堰堤を越えて、そろそろ終盤です。
あと数回ほどのキャストになるだろうか。。。

やっとのことでご覧のあまごくんがフライを咥えてくれました。
拡大写真
釣行開始3時間、釣果は諦めていましたが、
退渓直前、フラットな流れのあの先でやっとの貴重な1尾。
拡大写真

時刻は12時半、あの橋のあたりで退渓としました。
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  2011年 10月 10日(月)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
久しぶりにK氏からのお誘いで河津方面へ出かけることになりました。
K氏邸を朝6時に立ち寄り、現地に向けクルマを進めます。

大倉川と同様、荻ノ入川もどれだけ台風15号の影響をうけたのか心配しながらの天城越えです。
本日は晴天なり! 楽しい釣行ができますように。。。

途中、林道は大雨による被害なのでしょう、崩れかけた崖もあり上流部の渓が気になるところです。
現地付近に到着したのは7時過ぎ、 早速、朝食を食べてから準備に入ります。

準備中、2台ほどのクルマが上流に向け通りすぎていきます。
先回り・・・、そんな心配をしながら準備を急ぎます。
入渓時刻は7時半をまわったころ。

入渓地点付近の荻ノ入川、朝陽が眩しい。
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まずK氏が先行でフライ・ロッドを振ります。 拡大写真

この後、K氏のフライに何度か反応するのを確認、しかしどうもフッキングしないようです。
小生もK氏と同様、フッキングに至らず・・・、がしばらく続きます。

そして、ようやく9時半になろうとしたころ、やっと荻ノ入川の1尾目です。
拡大写真

ちっちゃなあまごくんでしたが感謝感謝。
満足ってことにしておきましょう!
釣行開始から2時間、待望の1尾目はこのような流れからでした。 拡大写真
1尾目から10分も経っただろうか、2尾目のあまごちゃん。 拡大写真

1尾目よりキ・モ・チ、サイズアップのようです。
気持ちサイズアップのあまごちゃんが居た流れです。 拡大写真
10時をまわってさらに釣り上がっていくK氏。 拡大写真

この先には堰堤が待ち構えています。
堰堤を右にまいてさらに釣り上がって30分が経過。

時刻は10時45分、3尾目のあまごくん。おや?サイズダウンかな。
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3尾目が居た流れ。 拡大写真
3尾目から約1時間、時刻は12時になろうとしたころ。

4尾目も相変わらずおチビのあまごくん。
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4尾目はこんな素晴らしい流れから。 拡大写真
本日は晴天なり! 拡大写真
そよ風がなんともイイ、清々しい釣り日和です。

こんな環境のもと、ゆっくりとランチタイムをとります。
ランチタイムから釣行開始、12時半になろうとしたころ5尾目のあまごくん。 拡大写真

サイズは相変わらずですが、贅沢は言ってはいられません。
5尾目の居た流れ。こんなところに生息・・・、羨ましい限りです。 拡大写真

心配していた台風による渓の荒れは、それほどでもなく良い渓相を保っていてくれました。
1時になろうとしたころ、まずまずサイズのあまごくん。 拡大写真
6尾目のあまごくんが居た流れ。この流れもなかなかのもの。 拡大写真
1時半をまわって7尾目のあまごくんです。6尾目より若干サイズアップか・・・。 拡大写真
7尾目はこんな流れからでした。 拡大写真
2時になろうとしたころ、2段堰堤が見えてきました。 拡大写真

堰堤まで間、30分ほど釣り上がって秋の荻ノ入川釣行を終了、退渓としました。
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  2011年 10月 28日(金)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
今シーズンの締めくくりというか、お礼参りを兼ね河津に行ってまいりました。
河津で始まり河津で終る、といった感じです。
本日は自然への感謝と来シーズンへの期待を込めての今シーズン最後の釣行となります。

前夜は少々ではありますがアルコールが入っていましたのでちょっと遅めの出発です。
自宅を出たのは10時前、おそらく現地にはお昼頃となるでしょう。

予想通り、現着は12時キッカリ。
「おや?」
先行者らしきクルマが1台停まっているではありませんか。

しかし、先行者ありでも本日は釣行することにしました。
そう、先行者の釣り残しでもあやかろうとまずはランチ、そして準備にはいります。
じつは釣り人でなく山菜取りのクルマでは・・・、そんな期待をしながらおにぎりを頬張ります。
入渓時刻はちょうど12時半、 先に見えるのは沼ノ川橋、秋の風がちょっと涼しく感じます。 拡大写真
ロッドを振りはじめて5分、サイズは小さいですが感謝の1尾です。 拡大写真

このチビちゃん、今シーズンの締めくくりとなるかも知れません。
1尾目がでた流れ。 拡大写真

このあとも魚信はあるのですが1時間ほどフッキングにまで至りません。
時刻は1時半になろうとしていました。
ここで2尾目、満足サイズを釣り上げましたがネットに納める途中、見事に脱走。クヤシイー!
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この先を10分ほど釣り上がっていくと、前方に釣り人・・・。
「やっぱり・・・」、仕方なく一旦退渓クルマに戻って中流付近に移動することにします。
中流域の適当なところにクルマを停め、堰堤上に向け林道を歩いて下ります。

大雨のせいでしょうか土石流があったのか山が大きくえぐられています。
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堰堤上に入渓したのはちょうど2時頃、1時間ほどの釣行と決め遡行開始。

ちっともアタリがありません。 魚信も無くなってきました。

そうこうしているうち、3時になろうとしたころ、やっと3尾目のあまごくん。
拡大写真
3尾目のあまごくんはこんな流れからでした。 拡大写真
3時をまわってここにて退渓としました。 拡大写真

今シーズンはいろんなことがあった年でした。

渓流解禁の3月にあの巨大地震、津波、そして原発事故。
台風、ゲリラ豪雨。

来年は平和な年になってほしいと感じながら、
自然に敬意をはらいつつ荻ノ入川に感謝をこめて河津をあとにしました。
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