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2004年フライフィッシング釣行記
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釣りに行こうよ。   2004年 6月 フライフィッシング釣行記  です。
 
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  2004年 6月 5日(土)    芝川 釣行記
   富士川水系 芝川(しばかわ)  静岡県富士宮市(ふじのみやし)
本サイトには掲載していませんが、一週間前の5月30日(日)に芝川に釣りに出掛けました。
その日は午後より雨ということで11時に入渓、釣り上がって約1時間、それまで何回か小さな反応はあるもののネットを濡らすことはありませんでした。

そんな時、ググッとした力強い手ごたえが伝わってきたのです。
引きはグッグッと、どんどんくる。
「やばい!」ラインを切られてしまう。
心臓は「バクバク」と血を送る音が感じられるほど。
するとこんどはこちらに向かってくる。
注意しながらラインの張りを保った。
つぎはまた引きが始まる。
ラインを切られないように緩める。
どうやら岩の中に入ってしまったようです。
引こうとしても引けない。
「・・・」

ロッドを置いて手でラインを手繰ってみることにした。
岩の中は奥深く手が届きません。
その時、敵は強い力で一気にラインを引いた。
「プチッ!」
ラインを引き上げてみる。
フライごともっていかれました。

そして6月5日の土曜日、K氏とともに芝川に出掛けました。
明日から天気はくずれるという予報。
現地には8時に到着。
入渓する場所と渓から出られる場所を事前確認しておきます。
クルマを駐車しておくスペースを探しさっそく準備に入りました。
入渓個所は、先週の釣行場所よりやや上流です。
富士宮市を流れる芝川本流。
入渓した付近より上流をみたところ。
この辺りは大きめの岩が数多くあり、落差も程よくあります。
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この日、これから梅雨に入るとは考えられないくらいの大快晴でした。
日差しも眩しいが、木々の緑も眩しい。
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まずはロッドを振る、そしてここぞと思うところにキャストして探りをいれる。
流れは澄んでいて実に綺麗でした。
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本日は同行のK氏がデジカメを持参。
いろんな角度からシャッターをきってくれた。
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とても見事なループ!
とはいえませんが、このような姿は本人は一度も目にすることはできない。
さて、釣り人はどこへフライをキャストして何を釣るのでしょう。
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狙いをつけて、すかさずキャスティング。
木陰の下には、きっと大物が潜んでいるでしょう。
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釣り上がって約1時間、ちいさな愛嬌者が出迎えてくれた 拡大写真
芝川本流の流れ。
釣り上がっていくにしたがい、次第に深みも十分ある流れになっていきます。
巨大なマスたちに逢えるかもしれないという期待感が増した。
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期待に反して、またもや小さな出迎え。
そのうち怪物級に出会えるだろう。
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9時前に入渓してすでに4時間、・・・5時間が経ち2時を過ぎました。
そろそろ渓から上がる場所が見えてもいいハズですが・・・。
どうやら道に迷ったようである。 いや、「川に迷った」が正解かも。
とにかく渓からでられるところまで釣りあがるしかない。
時計はすでに4時を回っていました。 そんな時やっと渓から出られそうな橋をみつけました。
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出会った橋の脇からよじ登って渓からでます。
「えッ!」 芝川に入ったつもりが、なんと上流部の五斗目木川にまで来てしまったのでした。
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昼ご飯も食べずに約7時間釣りあがった芝川、いや五斗目木川を橋上から眺める。 拡大写真
渓からはい上がった地域は何と猪之頭でした。
クルマの置いてある場所までしばらく歩かなくてはいけません。
途中、雲ひとつない晴天に富士山の姿が。
入梅直前の6月初旬にこのようなハッキリした富士山が見えるのは非常にめずらしい
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  2004年 6月 13日(日)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
一週間ぶりの釣行であり、2ヶ月ぶりの河津川支流の荻ノ入川、そして1年ぶりの下流域での釣行です。
その日、河津町に入り、ループを通り過ぎ七滝温泉の駐車場に寄ってみた。
時期柄、駐車場にはクルマがいっぱいです。
係りのおじさんの誘導に従って車を移動する。
すると隣に停まっている車、どこかで見たことのある車だ。
降りて車の中をのぞくと運転手はいない。
荷物からK氏の車であることがすぐわかった。
どうやらトイレに寄っているようです。
トイレの前で待って驚かせよう、そう思った。
と、いうことで本日も二人釣行となった。
出合い滝のすぐ上流より入渓。
久しぶりの荻ノ入川下流域です。
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大雨などで流れてしまうのでしょうか。
いつも目にしていた流れの中にあった岩がなくなっていました。
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水量もほどよくイイ感じ。
これで釣果があれば言う事なし、かな。
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気になる箇所に的をしぼりフライを着水させる。
簡単なようで難しいのです。
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そうこうしているうちに時計の針はすでに4時をまわってしまいました。
居るのですが、まだ釣果が・・・。
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5時をすでにまわり、七滝キャンプ場の上まで来ました。
この先には大きな堰堤があり、そこが本日の終着点となります。
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堰堤方面から西陽が差し込んでいます。
まさに陽と影、そして水しぶきの芸術です。
この日、何度もかかったのですが手元でバレの連続、結局本日の釣果はゼロでした。
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