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2006年フライフィッシング釣行記
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釣りに行こうよ。   2006年 3月 フライフィッシング釣行記  です。
 
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  2006年 3月 1日(水)    本谷川 釣行記
   仁科川水系 本谷川(ほんたにがわ)  静岡県西伊豆町(にしいずちょう)
3月1日(水) キター!
さぁー、2006年渓流解禁です!

会社を休んで、期待と不安を抱いてやってまいりました。

本谷川上流域は昨年にも一度来ています。今回は2度目となります。
ここ本谷川は、仁科川の本流筋のようです。
天気予報によると降水確率は80%。
しかし雨雲の間に晴れ間も見え隠れしています。

一応防寒も兼ねレインジャケットを着用して入渓しました。
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林道からみる本谷川の流れ。 拡大写真

水は清んでおり、なかなかのものではありませんか。
本谷川を釣り上がる同行のK氏。

まずはK氏が2006年の先行釣行です。
拡大写真
釣り上がり途中の本谷川の渓相。

水量はやや少なめのようです。
拡大写真
あれ?

これって木の枝ではありませんよ。
拡大写真
本谷川の流れ。 拡大写真

当方も同行のK氏にも本谷川の渓魚はまったく出てくれません。
このころ、次第に雨が降り始めてきました。
絶好のポイントだ。 拡大写真

大きめの渓魚が潜んでいそうなポイントで竿を振るK氏。

これよりしばらく釣り上がったところで、下ってきたルアーマンと出会う。
情報によると上流には何組かの餌釣り師がいるとのこと。
ということで、本谷川はこの辺であきらめ次の渓に向かうことにしました。
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  2006年 3月 1日(水)    河津川 釣行記
   河津川水系 河津川(かわづがわ)本流  静岡県河津町(かわづちょう)
不釣だった本谷川をあとにして、松崎町経由で河津に向かいました。
ここで気になることがひとつ。
松崎町から下田市に入り、県道15号線から国道414号線に入り河津町に向かうところで
道路工事をおこなっている箇所があり、一部道路が狭くなっているところがあるらしい。

そこにある立て看板がおかしかった。
その立て看板には確かこう書いてありました。
「すれちがい困難」。

「・・・」

「すれちがい注意」とか、「幅員せまい」ならわかりますが「困難」には苦笑しました。
ようやく河津川本流に到着しました。

毎年来る河津川沿いの駐車スペースには何本かの河津桜があります。

いつもより遅めですが、河津桜が咲き始めているところでした。
拡大写真
やや増水気味の河津川本流。 拡大写真

まずは、つり橋の下あたりから釣り上がってみることにしました。
流れが早く、歩くのがちょっとキツい。

つり橋の下で何度もフライに反応するもののフッキングしません。

ずぅーっと前方の釣り人はウェットで釣り下がるK氏。
拡大写真
次第に冷たい雨、そして疲れと眠気が襲ってきます。

そんなとき、視線を川の流れから上に向けてみました。
拡大写真

カラスがカァーカァー鳴いています。
あれっ? ひょっとすると山の上に立っている木にはカラスの巣らしきものが・・・
雨が本格的に降ってきました。
山には次第にガスがたちこめてきました。
拡大写真

結局、解禁初日は、本谷川・河津川ともネットを濡らすことはありませんでした。
しかしネットは雨でぬれていました。
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  2006年 3月 2日(木)    芝川 釣行記
   富士川水系 芝川(しばかわ)  静岡県富士宮市(ふじのみやし)
解禁二日目、芝川に出掛けてみました。

まず芝川水系の遊漁証の購入です。
念のため釣りの準備もしておきました。
準備といっても車のトランク内には前日の道具がそのまま納まっているだけのこと。
レインジャケットはもちろん、ウェーダー、ウェーディングシューズ、フライベストまで濡れたまま納まっています。
世界一短いトンネルからみる芝川。
なんて冗談。

たぬき橋の欄干から覗いた芝川上流方面だす。
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世界一短いトンネル・・・、ではなく、橋の欄干なしで芝川上流をみる。 拡大写真

まずは、ここから先にある発電所あたりまで釣り上がってみることにしました。
たぬき橋より下流の様子。 拡大写真

川が左へ曲がった先にはエサ釣り師が一名。
出ない!

フライにまったく反応がありません。
;あぁー、もうすぐ発電所です。
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退渓場所がないので川の中を歩いて戻ります。

あの先に見えるは世界一短い・・・ではなく、たぬき橋。
拡大写真

くやしいことに解禁2日目もボウズでした。
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  2006年 3月 3日(金)    大倉川 釣行記
   富士川水系 芝川支流 大倉川(おおくらがわ)  静岡県富士宮市(ふじのみやし)
解禁3日目、芝川の支流である大倉川にいってみました。

実は前日、芝川での釣りの帰りに大倉川を覗いて見た。
大倉川は水量が多かった。

三日ボウズにならないよう、ちょっと気合を入れて入渓します。
大倉川の流れ。 拡大写真

流れには元気があって、清んでいて、どこか別の渓に行ったような新鮮な感じがします。
入渓30分後の渓の様子。 拡大写真

この時季、クモの巣がなくて実に快適なんです。
入渓して1時間も経っただろうか。
;2006年解禁後の初出会い!

あまごくんが歓迎してくれました。
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記念にもう一枚。 小さいけれど2006年の初釣りです。 拡大写真
渓を歩いて2時間が経とうとしていました。
何回か反応をみせてくれましたがどうもフッキングせず。

相変わらず元気な流れをみせる大倉川。
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年間を通じてこのような流れを保っていてくれたら、と思う。

解禁3日目にしてようやく渓魚と出会うことができた大倉川。
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  2006年 3月 4日(土)    荻ノ入川 釣行記
   河津川水系 荻ノ入川(おぎのりがわ)  静岡県河津町(かわづちょう)
解禁4日目、またまた行っちゃいました。
4連チャンになってしまいました。
本日の釣行は河津川支流の荻ノ入川です。
朝5時頃自宅を出るつもりでしたが、結局起きれず家をでたのは9時半。

土曜日ということもあって混んでいることは覚悟していましたが現地着が1時半!
なんと4時間もかかってしまったのでした。
お気に入りの上流域に行ってみると練馬ナンバーが一台。
仕方なく引き返して久しぶりの中流域からの釣り上がりとしました。
荻ノ入川は、先月の下見とは大きく変わっていました。
この日の荻ノ入川はこの時季、珍しく豊富な水量をみせてくれました。

素晴らしい流れを見せる荻ノ入川。
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流れは清んでいて実に良い色をしている荻ノ入川。 拡大写真
白泡と清んだ流れ。 見ているだけで心が洗われる感じです。 拡大写真

綺麗な渓魚と出会えそうな・・・、そんな気持ちにさせてくれる荻ノ入川。
小さいけれど忠実にフライに反応してくれたあまごくん。 拡大写真
2006年の荻ノ入川のあまごくんを、そっと、そしてやさしくリリースしてあげます。 拡大写真
あまごくんは中央の白泡の消えるところからフライに喰てついてきました。 拡大写真
水が豊富だと、フライを流すポイントも豊富です。 拡大写真
あともう少しで本日の終点あたりになります。 拡大写真

2尾目を期待しましたが、そう甘くはありませんでした。
渓からでてクルマに戻る途中、つい先ほど釣り上がってきた渓を撮る。

渓流ってホントにいいものですね。
拡大写真
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  2006年 3月 11日(土)    福士川 釣行記
   富士川水系 福士川(ふくしがわ)  山梨県南部町(なんぶちょう)
早起きをして河津にいく予定を立てておりました。
しかし出発をしたのは9時をまわっていた。
とにかく車を東に向けて走ります。
富士から沼津にはいる途中、ガソリンが少ないのに気がつく。
まずは沼津にはいって給油をすませた。
沼津から清水町にはいったころであろうか、ラジオで道路情報が流れていて耳にしていた。
「修善寺道路○○あたりから渋滞・・・」

ナビを覗くと修善寺ICあたりから先が真っ赤。
前回も迂回をしたにもかかわらず4時間ほどかかってしまっている。

結局、徳倉橋を渡ってから引き返すことにしました。
時計はもう10時を指していた。
今度は車を西に向けて走ります。
山梨方面に行くことにしました。
国道52号線から福士川沿いにはいったころは。もうすでに12時。

軽く昼食をとり福士川沿いに車を進めました。
途中、福士川支流石合川に立ち寄ることにした。

12時45分、石合川入渓地点。
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ちょうど1時間ほど渓を釣りあがってみたころ、さっぱり反応がありません。

つり橋を越えた辺りで渓からでることにしました。
拡大写真

クルマに戻った頃すでに2時になろうとしていました。
しかし、さらに上流に行ってみることにしました。
奥山温泉方面に向かおうと山道を走ってすぐ、「全面通行止」の看板!
一応、気にしながら2kmほど奥に進んでみると、やはり道路工事。
工事中現場に遭遇してしまいました。
「ダメか」

ここまで来たんだから念のため聞いてみることにした。
車を路肩に停めて、50mほど歩いて作業をしている人に近づいて行った。
そしてこう尋ねた。
「釣りに来たんだけど、これより奥は行けませんか?」
すると作業員が手をとめて、こちらに歩いてくる。
怒られるのか・・・、全面通行止の看板を無視して山を登ってきた者に「帰れ」とでも言われるのか・・・。

作業員のおっちゃんはこう言った。
「いいよ、行っていいよ」
重機を運転している人、作業をしている人に指示をして道を空けてくれた。
それこそ全員作業が中断状態です。
「月曜日からは通行止めだからダメだよ」
助かった、ホッとした。
「ありがとう」
河口から約12kmほど山に入った福士川の渓相。 拡大写真

入渓は2時半をまわっていました。
まずはここから釣りあがることにしました。
ここに来てよかった。
ここには渓魚がたくさん居た。落差もある、ポイントもたくさんあった。
フライを流せば反応もある。
しかし、フッキングしないのです。 3時が過ぎ、4時が過ぎてしまいました。

5時になろうとしたとき、やっとフッキング!
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2006年3尾目のあまごくんをそっと、やさしくリリース。 拡大写真
フライをしっかりと咥えてくれたあまごくんは中央の岩の左からでした。 拡大写真
魚体が全部見えてしまうくらいにダイナミックな反応をしてくれるが「合わないッ!」

不思議なくらい「あわないッ!」のだ。
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渓から上がってクルマに戻った頃は、すでに6時になっていました。

3時間ほど前に釣りあがっていった渓は、いまはもう暗くなっていました。
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  2006年 3月 26日(日)    南又川 釣行記
   富士川水系 福士川支流 南又川(みなみまたがわ)  山梨県南部町(なんぶちょう)
日曜日、また福士川に向かっていました。
国道52号線から福士川沿いに入り車を進める。この調子だと10時頃には現地に着けそうだ。
上村地区の集落で分かれ道にぶつかる。右に行けば奥山温泉方面、福士川本流だ。
分かれ道には前回(3/11釣行)と同様、「全面通行止」の看板があった。
構わず車を進めた。

走ってすぐだった。通行止めのゲートが設置されており完全の通行止めのようです。
仕方なくUターンして上村地区の分かれ道に戻り左方向から流れる福士川支流の南又川に向かってみることにしました。
100mも進むと道は次第に狭くなってきます。
1kmほど走っただろうか、左手に大きな堰堤が見えてきました。
堰堤のさらに上に向かってみることにした。

舗装はおわりガタゴト道を進む。少し急坂となったところで車がスリップして登れなくなった。
少しパックして勢いをつけたが前進をするもののまた同じ繰り返しだ。
おまけに車の底が道の岩でガリガリ言い始めた。 仕方なく舗装面のところまで戻り車を停めることにした。

車を停車した場所より上方向を見る。
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短い釣行区間となりますが、まずこの左手にある堰堤上より釣り上がってみることにしました。
堰堤上より入ったところの南又川の流れ。 拡大写真

流れの幅は狭いが、ほど良い石が配置された谷筋の流れでした。
釣り上がって30分ほど入った南又川の渓相。 拡大写真

時刻はまだ12時前、辺りは川の流れの音と小鳥のさえずりしか耳に入ってきません。
釣りあがって1時間、残念ながら南又川では魚影を確認することが出来ませんでした。

渓の先をみると堰堤です。
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堰堤手前で林道に上がる( 林道の下り方面)。 拡大写真

さらに歩いて上流を目指そうと思いましたが、場所を移動することにしました。
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  2006年 3月 26日(日)    石合川 釣行記
   富士川水系 福士川支流 石合川(いしあいがわ)  山梨県南部町(なんぶちょう)
移動先は、手っ取り早く福士川支流の石合川にしました。

石合川の流れ。
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実に良い渓相をもっていますが今シーズン2回目の石合川はカラ振りで終わってしまいました。
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